報告「食卓を脅かす水銀汚染」


アラム企画・環境と安全食品部 イルカ肉と水銀汚染

このたび、当会はイルカ肉の水銀汚染に関する報告書をまとめました。全文、ダウンロードしてお読みいただけます。

報告書「食卓を脅かす水銀汚染」

エルザ自然保護の会 2008

執筆:辺見 栄
監修:藤原英司
協力:アラム企画・環境と安全食品部

本文中第5章のイルカ肉の水銀汚染報告を見れば、イルカの肉がどれほど人体に有害な水銀に汚染されているかが分かります。検査されたすべての肉が、日本政府が定めた暫定規制値を超えています。ジャパンタイムズのインタビューに対して、熊本大学の浴野成生(えきの・しげお)教授は、「イルカ肉の摂取は避けるべきだ。食べ続けるなら、脳への悪影響を受ける恐れがある」と答え、北海道医療大学の遠藤哲也准教授は、「イルカは食品ではない」と述べています。

しかし、これほど汚染されているイルカ肉は、何の規制もなく、汚染を知らせる警告のラベルを貼られることもなく市場に出され、消費され続けています。

2007年には、イルカ肉の供給地として知られる和歌山県太地町でゴンドウクジラ(イルカの一種)が、太地町の幼稚園、小学校、中学校で給食に出されました。地元の一部町議会議員が、これを問題にして強く反対したため、結局、ゴンドウクジラは、以後、太地町の学校給食で使われないことになりました。しかし、太地町では、その後もイルカの追い込み猟が続けられ、捕獲されたイルカ肉はゴンドウクジラの肉も含めて、相変わらず市場に出され、消費され続けています。

日本政府が定めた現在のイルカ類の年間捕獲枠数は、20,826頭。毎年19,000頭近いイルカ類が補殺され、食糧として販売され、消費されています。

消費者は水銀汚染の実態を知って買っているのでしょうか?

イルカ肉の販売店は、イルカ肉がこれほど水銀に汚染されているのを知って販売しているのでしょうか?

本会で調査した結果を以下に報告します。

報告書「食卓を脅かす水銀汚染」

「食卓を脅かす水銀汚染 ―その実態調査と報告―」

目 次

はじめに

第1章:消費者への食の安全性と信頼に関する意識調査アンケート集計結果報告
                         
第2章:イルカ肉販売店への食の安全性と信頼に関する意識調査アンケート集計結果報告

第3章:消費者及びイルカ肉販売店に対する意識調査結果を踏まえて、消費者の健康を護るために水銀問題にどう対処すべきか

第4章:水銀とは?

第5章:イルカの追い込み猟で捕殺されたイルカ肉の水銀汚染報告(2004・2006~2008)

まとめ

厚生労働省と消費者庁へ要望書をぜひお送りください。

厚生労働省へ意見を!

消費者相に意見を!