厚生労働省へ意見を!


アラム企画・環境と安全食品部 イルカ肉と水銀汚染

厚生労働省へ意見を!

厚生労働省の魚介類およびイルカ・クジラ肉の水銀汚染に関する警告は、本会のレポート「食卓を脅かす水銀汚染―その実態調査と報告」が示すように、販売店にも消費者にも十分に伝わっていません。本会のアンケート調査で消費者の80パーセント以上が食品を購入する際に重視するのは「食品の安全」であると回答していますが、90パーセントを超える消費者が、イルカ肉が水銀に汚染されていることを認識していなかったと回答しています。

本会では、厚生労働省に対して、政府が定めた暫定規制値を超える水銀が含まれている食品(イルカ肉など)の販売を禁止することと、禁止が実行されるまでは各パッケージに水銀についての警告表示ラベルをつけることを義務付けるよう要請してきました。この要請は引き続き行ないますので、下記の用紙を利用して、この署名活動にご協力ください。

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メール:厚生労働省「国民の皆様の声」
FAX:厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課03-3503-7965

厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課担当者様:

要望書

拝啓、

日頃、国民の健康推進に向けてご尽力くださりありがとうございます。

早速ですが、和歌山県太地町及び静岡県富戸(2005年より休業中)が行なっているイルカの追い込み猟で捕獲されたイルカ肉(ゴンドウクジラ、ハナゴンドウ、バンドウイルカ、スジイルカなど)に厚生労働省が定めた暫定的規制値を大幅に上回る水銀が次つぎと検出されています。ご存知のように、水銀の人体への蓄積は市民の健康を著しく損なうものであり、特に妊産婦家や児童への影響が世界的に指摘され、また、危惧されています。水銀汚染の深刻さを考えると、厚生労働省等がネットで注意を促すだけでは不十分であり、水銀の害から市民の健康を守ることは不可能です。本会が行なったアンケートによる意識調査では、回答者の90%がイルカ肉の水銀汚染を知らなかったと答えています。

国民の健康を考え、食品の安全をめざす貴機関に次のことをお願いします。

1)政府が定めた暫定的規制値を超える水銀が含まれているイルカ肉の販売を早急に禁止して、市場に出さないようにしてください。2006年に施行された「ポジティブリスト制度」によって規制値を超える残留農薬を含む食品は原則として販売禁止になりましたが、水銀は有毒な農薬と同様に人体に悪影響を与える極めて危険な有害物質ですので、「ポジティブリスト制度」と同等の措置をお願いします。

2)上記1)が達成されるまで、イルカ肉を市場に出す条件として、各パッケージに「この食品は暫定的規制値を超える水銀が含まれている可能性があります。水銀は人体に蓄積されて健康を蝕む恐れがあります」と表示ラベルをつけることをすべてのイルカ肉の販売店に義務付けてください。これは、すでにタバコで試みられている措置です。汚染の実態を消費者に周知させて、消費者自身の判断により食品を選択できる体制を作ることが急務です。

どうぞ上記の対応を至急お取り下さるよう、お願い致します。

敬具

⇒消費者庁への要望書はこちら
 

2012.3.11 内容更新