日本動物園水族館協会(JAZA)に要請書を出しました


本会は、「ヘルプアニマルズ」及び「PEACE」と共に日本動物園水族館協会(JAZA)に「追い込み猟で捕獲したイルカを購入しないように加盟水族館に通知し、指導を行う」よう要請書を提出しました。要請書の全文を掲載します。

i5_004 要請書全文

日本動物園水族館協会(JAZA)は、世界動物園水族館協会(WAZA)に所属しているメンバーで、WAZAの指導下にあります。世界動物園水族館協会(WAZA)は、2004年のWAZA会議で、日本のイルカ追い込み猟に反対することを満場一致で決議し、その翌年、イルカの追い込み猟はWAZAの掲げる「倫理規範」に反するため、追い込み猟からイルカを購入しないように、WAZAに所属するすべてのメンバーに通達を出しました。

WAZAの通達から10年近くになりますが、追い込み猟で捕獲されたイルカは、依然として、国内の水族館に売却され、また、国外の水族館に輸出されて続けています。

これまでイルカの追い込み猟は、主にイルカ肉を食用とするために行われてきましたが、イルカ肉の需要が減ったため、追い込み猟でのイルカの捕殺頭数は、近年、急激に減少しています。しかし、それに代わって、追い込み猟による生け捕りの頭数が確実に増え、イルカの輸出頭数も増えています。水族館のイルカの需要が、イルカの追い込み猟を支え始めています。(参考資料:小型鯨類の捕獲実績2000~2011)

日本には、イルカを飼育している水族館や類似施設が60近くあり、およそ600頭のイルカが収容されています。その大部分が、捕獲された野生のイルカです。水族館でイルカが死ねば、追い込み猟によってイルカは補充されます。終わりない生命の使い捨てが繰り返されています。

国連は2007年、2008年を「国際イルカ年」と宣言して、2年にわたってイルカの保護活動を呼びかけました。「国際イルカ年」の活動は、国連の10カ年教育計画の一環として行われたもので、これは、46カ国が共同提案国になり、満場一致で採択された計画です。このことから分かるように、イルカの保護は国際的な動きであり、決して欧米だけに見られる現象ではなく、世界各地でイルカの保護の動きが見られます。また、イルカ類の輸出入を禁止した国も、水族館等の施設でイルカを飼育することを禁止した国もあります。(参考資料:水族館に関する世界の動向、及び、イルカ・クジラ類の保護)

イルカを保護するためのお願い

日本のイルカを保護するために、日本動物園水族館協会に、「追い込み猟で捕獲したイルカを購入しないように加盟水族館に通知し、指導を行う」よう要請して下さい。

もし水族館がイルカの追い込み猟からイルカを搬入しなくなれば、年間で100頭を超えるイルカを保護したことになります。

日本動物園水族館協会
〒110-8567 東京都台東区台東4-23-10 ヴェラハイツ御徒町402
Mail:jaza@basil.ocn.ne.jp
TEL:03-3837-0211 
FAX:03-3837-1231

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