水族館調査レポート:

「日本の施設で飼育されているイルカたち
― 水族館はイルカの飼育に適しているか? ―」

「ヘルプアニマルズ」と「エルザ自然保護の会」がWDC(英国と北米)の助成金を使って、共同で日本の水族館及び水族館に収容されているイルカの調査を行ない、レポートを発行しました。

pdf_icon 日本の施設で飼育されているイルカたち
― 水族館はイルカの飼育に適しているか? ―

レポート表紙

日本では水族館は教育施設と考えられ、多くの人々が水族館を訪れています。しかし、水族館には、一般に公表されない闇の部分もあります。水族館のイルカはどこからどのように運ばれてきたのか、どのような生活を強いられているのか、水族館のイルカは野生のイルカとどこが違っているのか等、水族館が自ら語ることはありません。本レポートでは、一般に知られていない闇の部分に光をあてました。

世界の国々が、すでに野生のイルカの捕獲、取引、展示を禁じています。そうした中で、日本の水族館施設には約600頭ものイルカ類が飼育され、そのほとんどが野生からの捕獲イルカです。世界的にイルカの捕獲が難しくなったことから、日本は「イルカ供給源国」として、野生の捕獲イルカを世界各地の水族館施設に輸出しています。レポートに描かれている闇の部分は、経済的利益と結び付き、さらに深い闇の世界を示しています。

近年の調査研究で、水族館で一番人気のイルカは、じつは、水族館という施設に最も馴染まない動物だということが分かってきました。多くのイルカを抱える日本の水族館の現状は、決して誇れるものではありません。今回の調査結果報告が、水族館の今後のあり方を考える参考になれば、大変嬉しく思います。

レポートの感想、または、レポートの読後に水族館への認識がどう変わったか等、ご意見をforanimalsgo@yahoo.co.jpまでお寄せいただければ、幸甚です。

※7月26日、このレポートがJapan Timesで紹介されました。
Japan bucks trend: Captive dolphin biz big

2013.7.26 up

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