奥井登美子著「くらしとくすりのクアルテット」


奥井登美子さんは本会創立以来の会員で、土浦支部長として活動してこられましたが、先ごろ標記の図書を出版されました。この図書の副題は、「薬・環境・霞ヶ浦・暮らし」で、この4つの問題について、平成13年から17年までの4年間、地元の常陽新聞に連載した「21世紀への処方箋」と題する200編のエッセイから選んだものです。奥井さんの本業は薬剤師で、薬局経営の傍ら、環境保全問題に取り組み、特に霞ヶ浦の汚染問題には官民協力の下、精力的にかかわり、さまざまな成果を挙げてこられました。軽妙洒脱な文体で描かれた、暮らしに密着した広範な話題は読者に爽快感をもたらし、気楽に、かつ積極的に環境問題に取り組みんでみようという気を起こさせるカリスマ的な魅力に満ちた本です。挿絵は長女の楠陽子さん、
実兄?で鳥取環境大学学長の加藤尚武氏に宛てた要望なども含む、本会会長お勧めの1冊です。筑波書林(茨城県土浦市真鍋4-5-1)刊、2007年 ¥1,500(税込み)